今回は、天井(ルーフ)部分に内張りと呼ばれる、内装材を取り付けることにしました。

単に色合いを変えて商用感を無くすことと、車内の色合い感を茶系にしようかなと思っての作業です。

まず内装材の注意点。
保安基準、いわゆる車検の確認項目に、「難燃性」というのがあります。これは字の如く、自動車には基本的に燃え難いものが使われていないといけません。

部位によって良いところもあるけれど、今回はルーフ全面に貼り付けたので、車検の時にはこの部分が燃え難い素材だという証明が必要になります。

そこで下記商品。

これはタイトルのとおり、自動車用難燃性の証明が可能な「JABIA」への登録がされた商品。

JABIAの話をすると奥が深いので割愛するが、要するに、製品メーカーは燃えにくいことの証明書と共にこのJABIAへ届出て、認められ付与された登録ナンバー的なものが必要となる。又は、保安基準細目告示別添で定められた試験法による試験成績書が必要。

この商品は、その両方が付いていて文句の付けようがない商品になっている数少ないもの。

カーペット的なものであれば案外このJABIA登録商品は結構ある。

一部、架装用に使用する合皮材はあるが、壁やルーフなどに貼り付けられるものとしては、ほぼこれが唯一だった。

 

ちなみに、これはフロアーカーペットを想定して作られているようだけど、ドライアーの熱で軽く成型できるようになっている。

なので、少し変な形のところはよーく熱して形を整えてやるといい感じになった♪

幅は91cmとなるので、1枚では賄えないので縦方向に2枚並べて貼る事にしました。

ぎりぎりのところで2枚を貼ったけど、れには素人感が否めない。。何度かやらないと上達しないかなぁと感じました。

 

 

ちなみに、ここ使用したノリは、3Mのスプレーのり。

耐熱性も強く、粘着力もばっちり。

 

少し失敗した点としては、もう少しまんべんなく散布すべきだった。

自重で一部は降りてきている部位がある感じがしている。致命的なほどではないけど。

 

特にクリップしないところはしっかり散布した方がよさそう。

最後の写真が一応、貼り終えた感じかな。

 

遠目で見ればまぁ、出来策として。

近くで見るとまだまだ粗いが。

 

今回は完璧を目指してスタートしている訳ではないので、まぁ満足。

今後の作業の糧として。

そうだ、内張貼りはもう一箇所ありました。
車内の車体後方部分。

この辺りは前オーナーの傷も多い。
なので、まずは全体を良く磨いて。

まぁいいかってくらいで(接着できればいいだけなので。)まずはこのパンチカーペットを切り抜く。
やっぱり幅的に分ける必要があるので、良く採寸して。

この辺より上はルーフで隠れるので適当な感じ。
丸い黒いやつは強力な磁石。元々は車のスマホ固定用のやつだけど、アームから折れて使い道のなくなったやつ等。
これを単品で冷蔵庫に着けると片手では容易に外れないほど強力!
だから折れたんじゃなかろうか。

Amazonで買ったものだけど、2回とも結構早く折れたので初期不良では?と連絡したら、新作を送ってくれました。新作は非常に使い勝手良く、これもお勧め。

再びスプレーのりを惜しげもなく使って接着。
ちなみにルーフと合わせて全部で4缶弱使った。まぁまあの出費。

多少は粗い感じが見えるけど、そこはDIY。
本人が良ければ良いのだ。もう一回やればうまくいく気がする!

十字で穴開けてるとこは、元々は後部座席のシートベルトが収まっていたところ。あとでなんかつけようと思って開けておいた。

が、10月(半年後)現在まだ何もしてない。。そのうち。。

こんな感じでドライヤーの熱を当てると少し造形出来る。
写真の感じで形が変わってて、非常にいい感じ。ルーフより熱の伝わりが良いのか、綺麗に出来たと思う。

隣の蓋は、軽バンでは使われてなかったと思うが、グレードによっては内装が着く部分になる。私としては加工代感があって面白い。
蓋のところはルーフと同じ素材を貼って。

いーんじゃないでしょうか。継ぎ目もよく出来てます。
もふもふな暖かみを感じます。お部屋感がグッと上がりました。

反対側も全く同じ要領で。。