予算の10%を超える部品で、高価なので悩みました。結構悩んで悩んで、こいつに決めました。


決めては「リン酸鉄」これはリチウムイオン電池の一種だけど、衝撃や熱に強く、繰り返し使用にもつよい!

なぜ自動車でもっと使われないんだ!?って思うけど、やたら重いのが理由かなと思う。

専門的なことまで分からないけど、エネルギー密度が低くて1セル当たりの電圧が低い。だから量を増やす?

別にコンパクトなんだけど、重いです。


今回は車内で使うし、重いのは問題ない!

面倒だから置きっぱにしたいのでこのリン酸を探したのでした。


あと良くよく調べたのは、バススルーができるか?

バススルーというには、充電しながら使えるか??ということ。
商品によっては、充電中はAC電源だけ〜とか、そもそも使えない。というものたくさんある。

こいつは充電しながらでも何の問題もない♪
見た目で何となーくの寸法はわかったものの、商品ページのこいつの寸法関係が載ってなかったので掲載!小さいです。
こんな感じで足元に設置。
容量298kW/h
これは直流で取り出した時のMAXの値なので、交流の100Vで出すともう少し低く、計算上は0.8倍くらいの容量になる。
直流も使いつつだけど、確かに体感で240kWくらいかなって感じます。
でもこれは全然許容範囲!

ちなみに参考までに電池が減ってるノートPCを繋ぐと、40〜50Wくらいの消費電力。
ゼロからでもノートPCのバッテリー側は1〜2hで満タンになっちゃうけど、仮にそのまま消費するとしたら5〜6hくらい持つ計算。

もう一つ参考に夏に大活躍のサーキュレーター
弱で35W、強で50Wくらいの消費でした!

あと、そうだ電動ノコギリと、電動のジグソーは使えました!
お陰で外作業もはかどりました。

モーターは最初の回り始めは結構な電力を食う性質があるので、心配してたけど、表示上は100Wくらいかな?
瞬間の電力は読み取れないのかもしれないけど、オーバーすれば安全装置で落ちるので、一応クリアです。


あれ?2個目?という写真の掲載。


最初のポータブルバッテリーは個人的に致命的な不具合が。

最初は気にならない範囲だったのですが、徐々に残量表示が実残量と全く合わなくなりました。(1週間くらい使って)


満充電でも100Whくらい使うと、残量計が0%表示になってしまいました。(なぜかこの辺りで安定。)


例えば残100%で40Wで使用していると、使用可能時間は2.5h。モニターも残量が100Whと認識してしまう状態です。


その通りに2.5h後には0%になるんですが、そのまま更に3h程度使用し続けられて、実際の容量自体は変わらないようです。


(後に100%固定パターンも発生。残量を使い切らないと変動しない。。)


メーカーさんにもお伝えしたのですが、日中はソーラー充電しながらのバススルーで使用していることが多く、それが原因の一端かなとも思っています。

当方の使い方では、例えば日没後ある程度使った後、翌日の昼に使用するまで、又は使いながらソーラーでどれぐらい充電されているかが必要で、電源を失うと困りますし、非常に不安感を共にする居心地の悪い物になってしまいました。


それ以外は、ソーラー充電の効率といい、ファンの静かさや安定性といい申し分ないので残念でなりません

(でも多分原因はバススルー。そもそも電池には良いことではないらしい。)


ということで、再び色々調べた結果。

リン酸鉄で、純正弦波。この充電効率の良さ(合格確認済み)と、充放電のW表示値など、単純な機能の積み重ねだけど、これ以外にないのが良くわかりました。


そこで考えた結果。

増設!!

容量は少し小さめの240kW。
200kWは使えると思う。

1個目と違って、リアルタイムの充放電W(電力)はわからないけど、体感的には問題なさそう。
表示残量計もメモリという古典な感じ。
でも久しぶりに付けると一目盛り減っているというww

でもこの残量表示というのは、制御が結構難しいことを知りました。
電池残量は微妙な電圧変動で読み取っているそうで。でもこのリン酸鉄はこの部分が難しいそうです。
良くわからないけど。

なので多少の変動は無視しましょう!
今回は特に使用量がしっかりしていれば問題なし。


んで、肝心な使い方ですが。

このように、1個目(オレンジ)のポータブルバッテリーから2個目の緑)バッテリーに充電させる!
そしてオレンジポータブルをこれまで通りソーラーパネルで充電させる。

放っておくと、緑ポータブルバッテリーは満充電になり、自動で充電停止。オレンジもソーラーパネルで満充電に!

そして使うのは緑ポータブルバッテリー。
同時にオレンジポータブルバッテリーから充電もさせる。

電圧等の都合で、オレンジから緑のポータブルバッテリーへの通電電力は大体35W程度まで。(12v電圧で、3Aって感じかな?)

これを超える消費量はわからないけど、どうやら使用電力がそのまま充電電力に跳ね返り、つまりリアルタイム消費電力がわかるというナイス取り回し!

合計電力は450Whくらいあるので、いくら残量が気になるとしても全然大丈夫!

実際に残量を気にするのはオレンジポータブルバッテリーの電力が無くなって、緑ポータブルバッテリーを充電出来なくなって、緑ポータブルバッテリーの残量計が半分くらいになってからかな。

そんな事にはまずならないので安心!
これで我が家のポータブルバッテリーのシステムとしてはひと段落!